値動きの波について知ろう! ~チャートの見方その②~
どうも!SAKUです!
前回に続いて今回もチャートの見方について話していきます!
前回の記事ではローソク足の見方を説明しましたが、今回はそのローソク足が連なって描く値動きの波についてみていきましょう!
目次
値動きは波を描いている
実際のチャートでは値動きが一方通行の直線にはなっておらず、陽線陰線様々な形のローソク足が上下して値動きをギザギザと波のような形で表しています。
この値動きの波にうまく乗ることによって利益を上げていくのがトレードであるといっても過言ではないくらいです。
何故値動きは波を描くのか?
値動きが波を描いているというのはお分かりいただけたと思いますが、それでは何故に相場は値動きの波を描いているのでしょうか?
ポクポクポク・・・
チーン!。
答えは単純で、相場には売る人と買う人がいるからなんですね。
買う人が多ければ価格が上がっていき、売る人が多ければ下がっていく。
そうした売り方と買い方の攻防によって値動きの波が形成されていくわけです。
単純なことだと思うかもしれませんが、この売買の力関係を値動きの波から読み解いていくことがテクニカル分析においてとっても重要なことです。
チャートに波を描いてみよう(波形認識)
さて、値動きが波を描いていること、そしてその理由がわかったところで実際にチャートに波を引いてわかりやすく視覚化する練習をしてみましょう!
まずはこちらのチャートをご覧ください。
このチャートに波を描いてみるとこんな感じになります。
どうでしょう?実際にチャートに波を引いてみることによって値動きがシンプルに捉えられた気がしませんか?
簡単に見えるかもしれませんが、これが実際やってみるとなかなか慣れるまでは難しいのです・・・。
ですが、この波を一定の基準、意図をもって捉えられることが裁量トレードでは必須スキルといってもいいほど重要ですので是非ご自身で練習しまくってくださいね!
ちなみに僕は基本的にはローソク足のヒゲとヒゲを結ぶようにして波を引いています!
波引きのポイント
・まずは一定間隔で波を引けるように練習しましょう!
ある時は大きな波、ある時は小さな波というような引き方をしているとその都度目線が変わってしまい一貫性のある分析が出来なくなってしまいます。まずは自分なりの波の規模ないし基準ができるまで色んなチャートに波を引きまくって練習しましょう!
・とは言え波の認識はかなり主観的
波の認識はかなり主観が入り、人によって違うので絶対的に正しい引き方というものはありません。
最初はうまくいかなくて当たり前なので練習しまくって自分なりの感覚を身に付けることを心掛けましょう。
・長すぎるヒゲは無視してもいい
先程の波引きしたチャートの例を見てもらえばわかると思いますが、いくつかピヨ~ンと長く伸びたヒゲがありますよね。
僕はこういう長すぎるヒゲは無視して波を引いています。
・以前と同じチャートに波を引き直すのも効果的
しばらく経って以前波を引いたチャートと同じチャートを使って再度波引きをした際に、違う感じで引いていたとしたら、波引きの基準がまだ曖昧である場合があります。
何時も同じような波が引けるようになるまで練習しましょう!
この波引きはテクニカル分析においては基礎的な部分ですが、 チャートを分析する上で分析の内容や判断自体を左右する
超重要
な部分でもあるので、具体的なテクニカル分析の方法に入る前にしっかりと値動きの波を把握して捉えられるようになっておきましょうね!
波を引く方法として、チャートをプリントアウトして手描きする、チャートをキャプチャしてお絵かきツールで描く、ラインを連続して描くツール(インディケーター)を導入する、等があります。
こちらも自分に合った方法で練習してみましょう!
おわりに
前回・今回とチャートの基本的な見方であるローソク足と値動きの波について話していきました!
かなり基本的な部分ですが、さらっと終わらせずにあえて1記事づつにして掘り下げて説明するということはそれだけ重要なことですので、おろそかにせずに見た瞬間にローソク足の持つ情報や波を頭で描けるようになるまで何度も練習しましょうね!
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面倒くさくなって公務員を辞め、四苦八苦の末に専業トレーダーに転身!
ライン分析・プライスアクション主体のスイングトレードがメインです!
音楽(HR/HM、Jazz、ブルース)やギターも好き! 現役MENSA会員
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