FX概論 その③ ~トレードスタイルの違いや特徴~
FX概論の3回目となる今回は様々なトレードスタイルやそれぞれの違いや特徴について見ていきましょう!
時間・期間によるトレードスタイルの違いや特徴
トレードにはその時間や期間によって様々なスタイルがあります。
取引の時間・期間が短い方から順に、スキャルピングトレード、デイトレード、スイングトレード(セミスイング)、ポジショントレードに分けられます。
・スキャルピング
数秒から数分くらいで行う超短期(短気)トレードです。一日に数十回~数百回する人もいます。基本チャートに張り付きます。(大体数pips~10pips位を狙う。)
本来は莫大な取引量を用い短時間で勝負する玄人向けのスタイルです。証券会社や業者がスキャルピングを推奨していることが多いため(空いた時間で短時間で稼げる!等)、素人が手を出しがちですが、逆に言えば一瞬で資金が吹っ飛ぶ可能性が高いということです。
・デイトレード
数十分~数時間くらいで行い、一日のうちに注文から決済を行うトレードです。(大体10~数十pips位を狙う)
一日数回程度の取引を行う人が多いです。日を跨いでポジションを保有しないので人によっては精神的負担を抱えない点がメリットかと。
なお、必ずしもその日のうちに決済しなければいけないわけではなく、相場状況によっては日を跨いでデイ~セミスイングくらいポジションを持つ時もあります。
・スイングトレード
数日~数週間くらいで行い、週に数回程度取引します(数十~数百pipsを狙う)。チャートに張り付く必要がなく、ゆったりとした気分で大きな値幅を狙いに行きます。
・ポジショントレード
数か月、数年単位の長期で行います。主に株式投資とかで行われます。
どのスタイルがいいのか?
これについてはライフスタイルや性格にもよりますので一概にどれがいいとは言えません。
が、初心者はポジションのホールド感覚や相場に取り組むための姿勢が備わっていないため、スキャルピングをやりがちですが、正直オススメしません。
以前FXのメリット・デメリットのとこでも話しましたが、FXでは勝つことばかりでなく負けることもあります。ましてや初心者は当然負けることの方が多いと思います。多分自分で思っている以上に負けまくります。
つまり技術も知識もメンタルも備わっていないのに短時間で何回も取引を行うなんちゃってスキャルピングはお金を失う機会を自分で増やしているようなものです。そしてついにはカッとなってハイレバスキャルで負けて口座が吹っ飛ぶなんてことになってしまうでしょう。
まずは、いきなりリアル口座で取引するのではなくデモ取引から始めましょう。デモで練習しながら自分に合ったスタイルを模索していくのがいいと思います。
ちなみに僕はデイ~スイングくらいの感覚のトレードをします。
今回は短いですが以上です!次回はマーケット(市場)の時間ごとの特徴、通貨ペア毎の特徴について勉強していきましょう!
次の記事↓
面倒くさくなって公務員を辞め、四苦八苦の末に専業トレーダーに転身!
ライン分析・プライスアクション主体のスイングトレードがメインです!
音楽(HR/HM、Jazz、ブルース)やギターも好き! 現役MENSA会員
Twitterではトレードに大切だと思うことをつぶやいています!フォローよろしくお願いします!