水平線とは?ライン分析の基礎を知ろう! ~水平線について その①~
どうも!SAKUです!
今回からライン分析の話に入っていきます!
ライン分析では色んな種類のラインを使いますが、まず身に付けるべきは個人的に水平線だと考えています!
というわけで、今回から数回にわたって水平線について話していきますが、初っ端となる今回はその水平線について、水平線とはどういったものか、そしてその引き方について紹介していきます!
目次
水平線とは
水平線とは文字通りチャートに水平に引くラインのことです!(ドンッ!)
その役割についてですが、トレンドの方向性を判断する、売買の攻防の痕跡を見つける、売買の分岐点を探す、その痕跡から今後の想定を立てる、といった役割が考えられます。
どこに水平線を引くの?
水平線は引こうと思えば、どこにでも、いくらでも引けますが、意識されることの多い水平線としては、以下のようなものが挙げられます。
・目立つ高値・安値に引けるライン
・押し安値、戻り高値に引けるライン
・ラウンドナンバーに引けるライン
・レンジの上下幅に引けるライン
・レジサポ(サポレジ)転換したところに引けるライン
・・・等
一つづつ見ていきましょう!
・目立つ高値・安値に引けるライン
目立つ高値・安値とはチャートをパッと見て一際目立っている高値安値です!
こういった所はレートがどこまで行きそうか、その高値安値に対して現在はどの位のレートに位置しているかを知る目安になります。
こういった所にはとりあえず水平線を引いておくといいでしょう。
・押し安値、戻り高値に引けるライン
押し安値・戻り高値については、トレンドの回の時に既に話したのでもうマスターされてますよね!
まだよくわかっていないという方は トレンドの定義についての該当記事を読み直してしっかりと理解しておいてください!
押し安値・戻り高値はトレンドの節目ともなるので多くの人が意識するポイントになります。
また、過去の押し安値・戻り高値が後々意識されることもありますので水平線を引いておくといいでしょう。
押し安値・戻り高値にラインを引く場合は、ただ引くだけではなく、それがそのトレンドの終了・継続といった節目であることを意識しておきましょう。
・ラウンドナンバーに引けるライン
ラウンドナンバーとは、100、110などのキリの良い数字のことです。
キリの良い数字に引けるラインが意識されることも多いです。
理由としては、成行注文以外はキリの良い数字ですることが多いからだと思います。指値注文なんかはキリの良い数字ですることが多いですよね。
少し余談にはなりますが、この性質を利用して、逆指値で損切注文を入れる際にはあえてキリの良い数字を避けることで狩られにくくするといったテクニックもあります!
・レンジの上下幅に引けるライン
一定値幅で価格が推移しているレンジ(レクタングル型)の上下限がそのレンジ幅を抜けるかどうかの節目として意識されることも多いです。
また、過去に意識されたレンジ幅では、今後もそのレンジ幅で揉み合うことも
多いです。
・レジサポ(サポレジ)転換したところに引けるライン
これについては、レジスタンスやサポートの説明もしないといけないため、次回に譲りたいと思います!
実際に水平線を引いてみよう!
実際に水平線がどういうものか、どんな風に意識されているのか、実際にチャートに水平線を引いて見てみましょう!
ここでは、目立つ高値・安値とラウンドナンバーに水平線を引いてみました!
なにやらいっぱい線が引けましたね。
次の画像では引いた水平線が意識されているところに丸をつけてみました!
お分かりいただけただろうか。
画面左上に写り込むブルの亡霊が・・・
ではなく!高値や安値、ラウンドナンバーに引いた水平線に対して値動きが反応してるのが分かると思います!
こんな風に水平線を引くことで意識されている、または意識されそうな価格ないし分岐点や売買の痕跡を視覚化することが出来るんですね!
と、とりあえず今回は水平線を引ける主な場所について説明したところで以上となります!
この水平線はライン分析の基礎中の基礎とも言えるラインなので、さっそくご自身でもチャートに水平線を引いて練習したり色々考えてみて下さいね!
ライン分析において大切なことはただ単に線を引くだけでなく、それがどんな意図で、どういう意識を見るために引いたラインか、どういった反応が起こっているかを見ることが大切ですよ!
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面倒くさくなって公務員を辞め、四苦八苦の末に専業トレーダーに転身!
ライン分析・プライスアクション主体のスイングトレードがメインです!
音楽(HR/HM、Jazz、ブルース)やギターも好き! 現役MENSA会員
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