専業トレーダーになるまでに必要だったこと
どうも!SAKUです!
新年を迎えて約2週間が経ちましたが、新しい年を迎えて、ふと僕が専業トレーダーになるまでに色々あったなぁ・・・。
と考えることがあったので、今日はそれまでのあれやこれやを語っていきたいと思います!
専業を目指す熱き志を持つ同士達にとっては何かしらの得ることや気付きがあると思いますよ!
目次
トレードについて興味を持った公務員の僕
僕の略歴については、ステップメールをご登録の方には音声コンテンツで語っていますが、学生時代の僕はギターだけが生きがいでバンドマンとして生活していくことを目標にして生きていました。
それから芽が出ることなく大学を卒業して政令市職員として働くことになるわけですが、職場に行って時間と引き換えに行う労働がどうしても人生の浪費に感じてしまい、肌に合いませんでした。
そんな若干社会不適合者気味の僕は自分で稼げる手段を模索している最中に出会ったのがトレードです。
よくある初心者用のFXについての本を買い、自分なりに勉強してみることにしたわけですが、しばらく経っても全然勝てませんでした。
この頃の僕はダウ理論すら知りませんでしたし、適当なスキャルピングばかりしてました。(というかポジションの握力もないし「待つ」ことが出来なかったので結果的にスキャルピングになってただけ)
しかも大して経済の知識も資金もないくせにファンダメンタルズのことばっかり調べてました。
今思えば恐ろしいほどのカモですが、初心者の頃はみんなこんなもんだと思います。
テクニカル分析について勉強し始める
そして何かが決定的に間違っていると思い、藁にもすがる思いで謎の情報商材をいくつか買ってみました。
謎のサインツールみたいなのもついていました。
なんかロジックに当てはまってるっぽいチャート場面で矢印とか出てました。
商材の内容については深く書きませんが、今思えばわざわざ書く必要もない程度のお粗末な内容でした。
テクニカルを本格的に勉強してる人なら当然知ってるレベルのものでしたが、当時の僕はそもそもテクニカル分析のテの字も知らないレベルのクソ雑魚う〇こでした。
そもそも裁量判断も出来ない当時の僕はなんで勝ってるのか負けてるのかわからないまんまサインに従い適当に売買を繰り返していました。
サインツールで勝てる時もありましたが、トータル的にはマイナスだったと思います。
そして、テクニカル分析というものを知った僕は、感覚的にですが、これを研究していけば勝てるようになるんじゃないかと感じました。
と、同時に情報やツールに頼るんじゃなくて、自分の実力を培って磨いていかないと勝てるようになれないんじゃないかなとも感じました。
だってサイン通りにやってもお金が増えないんだもん。
ここからトレードにどっぷりはまってしまうわけです。
トレードを研究しまくる
テクニカル分析というものを知った僕は、テクニカル分析についての内容だけに絞り、テクニカルの基礎的な内容についての書籍とかを読みまくりました。
そしてライン分析というものを知り、なんとなくそれに惹かれた僕はライン分析を自らの武器とするべく、ライン分析について調べまくりました。
そしてライン分析について勉強し始めて数か月経ちましたが、一向に勝てるようにはなりませんでした。
何故なんだ・・・。
ふと、あることに気が付きました。
知識を入れるだけでほとんど手を動かしていないことに。
それまで大学入試や公務員試験など知識偏重の戦いしかしてこなかった僕にとっては、あまりこの発想がなかったのかもしれません。
そこからは検証したりラインを引く練習をしまくりました。
役所を辞めてフリーターへとクラスチェンジしていた僕は、バイトの時間以外はほぼ全てをトレードに費やしていたと思います。
休みの日なんか朝9時から昼までトレード関係の書籍を読んで、午後はずっと検証したりしてました。
でもあんまり勝てませんでした。
まだ足りないのか・・・。
リアルトレードでは月間損益トントンくらいが関の山ってとこだったでしょうか。
ちなみにこの頃はデモとリアルを平行してやってたと思います。
メンタルや資金管理についても学び始める
それまでテクニカルの知識などどちらかというと外側にばかり目を向けていた僕は、今度は内側に目を向けてみることにしました。
直接トレードに関係あるなしに関わらず、メンタルとかマインドについての書籍を読みまくりました。
そして今度は知識だけで終わらないように実践出来るようなものは実践もしました。
具体的には瞑想とかマインドフルネスとかですね。
瞑想については実は高校生の頃から軽くやってたんですが、単純に寝る前にリフレッシュのためにやってただけでトレードメンタルとは特に結び付けてませんでした。
あんまり言うとヤバイやつと思われそうですが、一日10分とかでもいいので瞑想はやった方がいいですよ。トレードに関わらず。
(どうでもいいですが、実は瞑想とかそっち系の話も僕はめっちゃ詳しいです。なんならそれで別にブログ作ろうと思ってたくらいです。他には音楽についてのブログも作ろうとしてました。)
トレードルールや自己規律の重要性に気付いて自分なりにトレードルールが出来だしたのもこの頃だったと思います。
それまでけっこう適当だった資金管理についても本格的に勉強し始めて、自分なりの資金管理ルールも試行錯誤していました。
資金管理はメンタル面も大きく関わってくることなので、ストップをズラしたりポジポジしたくなったりリベンジトレードしたくなったときは数分間瞑想して気分を鎮めるという自分ルールを設けたりもしました。
ちょっとずつ勝てるようになってくる
それから数か月努力を続け、心技体合わさって徐々にトレーダーとしての基盤が出来てきたと感じてきたこの頃にやっと月間でちょっとだけ利益が出るようになってきました。
具体的には資金100万で月に数万~10万円程度だったと思います。
そこでふと気付きました。
あれ?負けなくなってきてる!
ってか一月経っても資金が減るどころか増えてる!
そしてこの頃にはもう儲けるとか別にして完全にトレードが好きになってたので更にテクニカルの研究を深めていきました。
そこでMTF分析とかプライスアクションとかについても研究しまくってライン分析と組み合わせていったりしました。
利益が出るようになったとはいえ、試行錯誤の日々です。
トレードだけで一応生活はできるレベルになってくる
そこから更に数か月もがき苦しみながらも歩みを続けた結果、徐々に利益を積み重ねられるようになってきました。
この頃には資金200万くらいで月20万以下はほぼ切らないようになってきました。
元々私生活でもほとんどお金を使わない僕にとっては月に20万あれば充分生活出来るなーとも感じてました。
大学生の頃なんて一日一食が普通でしたし、物欲とかほとんどないのもありますが。
ここで当時やっていたバイトも週に数回程度にしてトレードの稼ぎの比重が増えていきました。
この時期ももちろん検証とかもしていますが、特に大きかったなと思うのが「考える」作業にかなり時間を割いていたことかと思います。
例えばラインの引き方とか値動きについてとか一つのテーマについてひたすら自分なりに「考え」まくりました。
書籍やネットの情報に頼るばかりでなく自分で頭を使って自分なりの解釈や答えを絞り出すために気になったテーマについて考えまくりました。
家にいる時もバイト中もひたすらそのことばかり考えてました。
好きな子を想う思春期の少年くらい考えてました。
専業トレーダーになる
そんな生活を半年以上続けて資金500万くらいになったころにバイトも辞めてトレードを専業化しました。
この頃には多い時には月100万円くらいいく時もあったと思います。
もちろん相場状況のおかげもありますが。
トレードを始めて3年くらい経ってたでしょうか。
専業になるにあたって、万が一トレード資金を全部溶かしてしまった時のためにトレードや生活用とは別口で200万円程を銀行口座に預けました。
200万円くらいあればとりあえずはトレードの収入が無くなっても数か月は生活が出来るなというのと、このお金に手を出すということはトレードでぶちのめされて打ちひしがれていることだと思うのでリフレッシュと再出発の期間を設けるためのお金という意味で用意したものです。
と、こんな感じでトレードを専業化することが出来て、更に時を経て今に至ります。
今のところ再出発用のお金に手を付ける予定は毛頭ありませんが、厳しい相場の世界では何が起きても不思議ではありません。
もちろんこの僕も例外ではありません。
(まぁトレードを始めてから今まで資金を大きく減らすことはあっても全部溶かした経験はありませんが・・・。この辺は海外口座でハイレバとかやらずに最初から国内口座で細々やってたおかげかもしれません。)
でも、このお金とこれまで培ってきたことがあればたとえ絶望の中でも光明を見出すことが出来る自信があります。
お金は無くなっても経験と知識はずっと残りますしね。
ぶっちゃけ専業になる基準は人による
世の中にはとんでもない桁を稼ぐ超絶トレーダーがいることは確かですが、普通に暮らしていくのであれば月に20~30万円もあれば充分だと思います。
もっと言うと、会社とかに行かなくなるとスーツとかビジネスに使うようなものも不要ですし、無駄な飲み会とかも無くなるので出費が減るまであると思います。
ただし、金額にフォーカスすると資金によるところも大きいので一概には言えません。
資金1000万円で月20万稼ぐのと資金100万で月20万では稼ぐ金額は同じでもトレードスキルやメンタリティとしては全然違いますしね。
とは言え、なにも僕は専業になることを勧めているわけではありません。
やらされる仕事じゃなく、自らやりがいを持って仕事に情熱を注ぐのは素晴らしいことだと思います。
家族や大切な人のためであるなら尚更です。
もし今の仕事が嫌で嫌で仕方ない方も、兼業で例えばトレードで毎月10万円の副収入を得られるようになったらかなり生活は変わってきますし、もっと楽な仕事に転職するのもアリだと思います。
昔の僕みたいにバイトとトレードで生活することも充分に可能です。
僕の場合はとにかく労働という行為自体が嫌いだったのと自分の力で稼ぎたいという想いがあったので働かなくてもいい方法を必死に模索した結果行きついたのが専業トレーダーという道だっただけです。
矛盾しているようですが、働かなくてもいいための努力を本気でしたわけです。
僕には一般的な仕事にやりがいを持って情熱を注ぐ才能がなかっただけです。
何が言いたいかというと、トレードで収入が得られるようになると人生の選択肢が増えるよってことです。
ただ、そのためには努力は絶対的に必要です。
世の中には大して努力してなさそうなのに成功している人もいますが、それはもう神に愛された天才か、他人からしたらとてつもない努力を本人は努力だと自覚していないような変態です。
大なり小なりトレードで継続的に勝てるようになるには技術や実力というものを努力によって身に付けていくしかありません。
その上で運が関わってきます。
自分では完璧なエントリーをしたと思っていても負けることは普通にあります。
そこはもう運とかもありますが、運なんてもんはどうしようもないので、それ以外の自分でどうにかできる技術とかの部分は自ら身に付けていくしかありません。
ぶっちゃけトレードは確かに運要素もあると思います。
でもそれをただのギャンブルにするかトレードにするかどうかは自分次第です。
運ゲーだと思って外に原因を作って思考や鍛錬や反省を放棄してしまっているうちは絶対に勝てるようになりません。
絶対にです。
努力厨乙wとか言ってるうちは勝てるようになれません。
人事を尽くして天命を待つ
ということです。
といいつつ僕も実は昔は努力厨乙派でした。
昔から、大して勉強しなくてもなまじ学校とかの成績は良かっただけに、無駄に効率重視のフリをして泥臭いことをバカにしていました。
でもそういう姿勢でいた頃は実際勝ててませんでした。
だってやってないんだもん。
心を入れ替えて必死にもがきましたが、それでも周りから見ればさぞ滑稽に映ったことでしょう。
公務員辞めてまでなにやってんだこいつはとか思われてたでしょう。
でも本気で物事に打ち込めば周りのことなんかどうでもよくなってきます。
さらに結果を出せば周りも何も言わなくなってきます。
そして何かに本気で打ち込んだことがある人は必死に努力してる人を馬鹿にしたりしないでしょう。
少なくとも僕は尊敬こそすれ決して馬鹿になんかしません。
と、長々と書いてきましたが、僕の経験を参考にするもしないも自由です!
でも、このブログが皆様の夢や目標に近づく一助となればとても嬉しいです!
そもそもこのブログを書いている理由の一つが、昔の僕みたいに無駄な遠回りをしまくらないでほしい、そのせいでトレードを嫌いにならないでほしいってのがありますしね。
そのためにステップメールも始めたわけですしお寿司。
まぁ何はともあれ、結果が出てる人は今年はもっと結果を伸ばせるように、まだ結果に結びついていない人は今年は結果が出せるように頑張っていきまっしょい!
面倒くさくなって公務員を辞め、四苦八苦の末に専業トレーダーに転身!
ライン分析・プライスアクション主体のスイングトレードがメインです!
音楽(HR/HM、Jazz、ブルース)やギターも好き! 現役MENSA会員
Twitterではトレードに大切だと思うことをつぶやいています!フォローよろしくお願いします!